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2021.12.08

マンガ編集者・佐渡島チャンネル YouTube動画「クリエイター必読本紹介」
第1回目『記憶に残るキャラクターの作り方 観客と読者を感情移入させる基本テクニック』

マンガ編集者・佐渡島庸平さんYouTubeチャンネル「クリエイター必読本紹介」 / 佐渡島庸平

小山宙哉さんの『宇宙兄弟』や三田紀房さんの『ドラゴン桜』などを編集し、日本初のクリエイターエージェンシーであるコルクを設立した編集者・佐渡島庸平さん。そんな佐渡島さんが、マンガを描く人を応援するため、制作に役立つ様々な話をしていくのがマンガ編集者・佐渡島チャンネルです。このYouTubeチャンネル内に、佐渡島さんと弊社編集者が語り手となりクリエイター必読本を紹介するコンテンツがあります。マンガ家の方だけでなく、小説家や脚本家、編集者まで、物語創作に携わる皆さまに向けたシリーズ企画です。

本記事では、シリーズ第1回『記憶に残るキャラクターの作り方 観客と読者を感情移入させる基本テクニック』の放送回をご紹介します。マンガ編集者・佐渡島チャンネルの他のコンテンツも合わせて、ぜひ本動画をお楽しみください。

 

マンガ、小説、ゲーム……すべてのジャンルの物語創作者、必携の1冊!
ハリウッドのノウハウが凝縮された『記憶に残るキャラクターの作り方』とは?

 

《 本書について 》

『記憶に残るキャラクターの作り方 観客と読者を感情移入させる基本テクニック』
リンダ・シーガー=著|シカ・マッケンジー=訳
A5判|260頁|定価:2,200円+税|ISBN 978-4-8459-2024-2

魅力的なキャラクターを作るためには何から始めるべきか?
矛盾や葛藤といった複雑な内面を生み出すためにはどうすればいいのか?
人間関係をダイナミックに表現するためには何が必要か?

そんなキャラクター創作についての疑問や悩みの解決策を、ハリウッドのスクリプト・コンサルタント、リンダ・シーガーが徹底伝授。

キャラクター設定の基礎(人物や時代背景のリサーチ、身体や感情の表現方法など)を理解することから入り、実践(バックストーリーや人間関係の作り方、セリフの書き方など)、応用(非現実的なキャラクターの作り方、ステレオタイプを超えるために考えるべきことなど)、とステップアップ式に構成されており、効率的にキャラクター創作の基礎とその応用方法を学ぶことができます。

 

《 動画のポイント 》

【1】キャラクターのリサーチをする
リサーチには、「全般的」なリサーチと「限定的」なリサーチの2種類がある

【2】キャラクターに一貫性と矛盾を与える
文脈に応じて生まれるキャラクターの中の差や不完全さこそが重要

【3】キャラクターのバックストーリーをつくる
バックストーリーは、読者に没入を促し、愛着を生み出す

【4】キャラクターの人間関係をつくる
キャラクターをただ増やせばいいのではなく、対立や葛藤があるかが大切

【5】キャラクターのセリフを執筆する
サブテキストを作ることで、言葉にしていない感情や思いが浮かび上がる

 

動画は楽しんでいただけましたでしょうか?
この動画がキャラクターを生み出す物語創作者の方々のお役に立てばうれしいです。次は第2回目『〈穴埋め式〉アウトラインから書く小説執筆ワークブック』の放送回で「物語創作のための地図(=アウトライン)」について紹介していきます。
マンガ編集者・佐渡島チャンネルの他のコンテンツも合わせて、「クリエイター必読本紹介」シリーズをぜひ応援してください。

★マンガ編集者・佐渡島チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC3mm_8VUTwXyHXFkGV_GbYA

★第2回 物語がスラスラ書ける、書くのが楽しくなる! マンガ家・小説家などの物語創作者必見の『〈穴埋め式〉アウトラインから書く小説執筆ワークブック』とは?
https://www.youtube.com/watch?v=r4S91_TsPKA

記憶に残るキャラクターの作り方 観客と読者を感情移入させる基本テクニック

リンダ・シーガー=著|シカ・マッケンジー=訳

発売日:2021年03月24日

A5版|260頁|定価 2,200円+税|ISBN 978-4-8459-2024-2