中野量太なかの・りょうた

  • Twitter
  • Facebook

update 2020.10.02

映画監督。1973 年7 月27 日生まれ。京都育ち。大学卒業後、日本映画学校(現:日本映画大学)に入学し3 年間映画作りの面白さに浸る。卒業制作『バンザイ人生まっ赤っ赤。』(00)が、日本映画学校今村昌平賞、TAMA NEW WAVEグランプリなどを受賞。卒業後、映画の助監督やテレビのディレクターを経て、6 年ぶりに撮った自主短編映画『ロケットパンチを君に!』(06)が、ひろしま映像展グランプリ、福井映画祭グランプリ、水戸短編映像祭準グランプリなどを含む7つの賞に輝く。2008年、文化庁若手映画作家育成プロジェクト(ndjc)に選出され、35ミリフィルムで制作した短編映画『琥珀色のキラキラ』(08)が高い評価を得る。2012 年、自主長編映画『チチを撮りに』(12)を制作、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭にて日本人初の監督賞を受賞し、ベルリン国際映画祭を皮切りに各国の映画祭に招待され、国内外で14の賞に輝く。2016 年、秋、商業長編映画『湯を沸かすほどの熱い愛』が公開。新人監督の登竜門と言われる新藤兼人賞金賞や報知映画賞(4 冠)、ヨコハマ映画祭(3 冠)などを受賞。独自の視点と感性で『家族』を描き続けている。

この著者の最新記事