矢田諭やだ・さとし

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update 2018.04.16

1983年青森県八戸市[1]生まれ。

2006年株式会社紀伊國屋書店[2]に入社。

2016年よりマレーシア紀伊國屋書店[3]へ出向。

 

[1] 青森県の南東部、太平洋に面した人口約24万人(2018年時点)の水産都市。三社大祭やえんぶり、朝市などの観光資源が有名だが、出版関係や本好きの方々にはむしろ2016年に六日町に開業した「市営書店」八戸ブックセンターの試みで知られているかもしれない。イカやサバ、せんべい汁、いちご煮などの海産物や郷土料理が豊富で、なかでも「くるみだれ」をつけて食べる餅はおいしい。八戸ブックセンター近くの三春屋やさくら野などにも売っていると思うので、本屋めぐりのついでにぜひ試してみてください。

 

[2] 1927年に田辺茂一によって創業された書店。破天荒で知られた田辺茂一の人となりについては2014年に復刊された『わが町・新宿』(紀伊國屋書店)に詳しいので、読んでみてください。なお、江戸商人の紀伊國屋文左衛門とは関係がなく、またスーパーマーケットの紀ノ国屋さんとも資本的な関係はないのだけれど、ときどき店頭で「紀伊國屋のバッグ置いてる?」「KINOKUNIYAって文字がぐるぐるってなったデザインのやつですか?」「そうそう、それ」「すみません、それは書店じゃなくて、スーパーの紀ノ国屋さんのバッグなんですよ」「あ、そうなの、なんかごめんね」というお客さんとの会話が繰り広げられるのは都内の紀伊國屋書店あるあるネタかもしれない。

 

[3] 首都クアラルンプールの観光名所「ペトロナスツインタワー」の真下にあるショッピングセンター「スリアKLCC」の中に店舗を構えている。英語、中国語、マレー語、日本語の書籍を主に扱っており、日本人スタッフも働いている。観光のついでにぜひお気軽にお立ち寄りください。

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