マーク・カズンズMark Cousins

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update 2023.09.20

1965年生まれ。映画監督。2004年に発表した著書『The Story of Film』が世界各国で出版され、本著を元に製作された930分にも及ぶ超大作『ストーリー・オブ・フィルム』(2011)を自ら監督する。制作に6年の歳月をかけ、約1,000本の映画とともに映画史に隠された物語に迫った本作は、マイケル・ムーア監督が主催するトラバースシティ映画祭でスタンリー・キューブリック賞を受賞するなど、各国の映画祭で絶賛をもって迎えられた。オーソン・ウェルズの創作の秘密を彼の個人的なスケッチブックから紐解いてみせた『The Eyes of Orson Welles』(2018)、183人もの女性監督を取り上げた14時間にも及ぶ大作『Women Make Film: A New Road Movie Through Cinema』(2019)、など、映画史を新たな視点から切り取る斬新なドキュメンタリーを数多く発表している。第74回カンヌ国際映画祭でカンヌ・クラシックスのオープニングを飾った『ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行』(2021)は日本でも劇場公開された。(写真は「田中絹代」と記された監督本人のタトゥー)

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