1953年生まれ。コロンビア大学で博士号取得後、テンプル大学で40年にわたって教鞭をとった。現在はテンプル大学名誉教授。北米における翻訳研究(トランスレーション・スタディーズ)の第一人者として知られ、その同化・異化概念は後続の研究に影響をあたえた。著書に『翻訳者の不可視性──ある翻訳の歴史』(1995)、『翻訳はすべてを変える──理論と実践』(2013)、編著に『トランスレーション・スタディーズ・リーダー』(初版2000、第4版2021)がある。自身、イタリア語・フランス語・カタルーニャ語の翻訳者としても活動し、数々の賞を受けている。