是枝裕和これえだ・ひろかず

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update 2023.03.17

1962年生まれ。映画監督、早稲田大学理工学院教授。早稲田大学第一文学科卒業後、1987年にテレビマンユニオンに参加、1991年の作品『しかし……福祉切り捨ての時代に』などが大きな話題を集める。1995年、初の劇映画長編『幻の光』がヴェネツィア国際映画祭で「金のオゼッラ賞」を受賞。続く1998年の『ワンダフルライフ』は世界30ヶ国、全米200館の公開となり、日本のインディペンデント映画としては異例のヒットとなる。2004年の監督第4作『誰も知らない』はカンヌ国際映画祭公式コンペティション部門に出品され、同映画祭での史上最年少で主演の柳楽優弥が最優秀男優賞を受賞。2018年、『万引き家族』が同映画祭にて、日本映画では歴代5作品目となる最高賞パルム・ドールを受賞した。著書に『映画を撮りながら考えたこと』(ミシマ社、2016年)、『家族と社会が壊れるとき(ケン・ローチの共著、NHK出版新書、2020年)など。

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