1972年山梨県生まれ。映画監督。2003年に発表した処女長編『雲の上』が「映画美学校映画祭2004」にてスカラシップを獲得。これをもとに制作した『国道20号線』を2007年に発表。『サウダーヂ』(2011)ではナント三大陸映画祭グランプリ、ロカルノ国際映画祭独立批評家連盟特別賞を受賞。国内では、高崎映画祭最優秀作品賞、毎日映画コンクール優秀作品賞&監督賞をW受賞。2017年には構想10年、タイ・ラオスオールロケで制作された『バンコクナイツ』を公開。本作はロカルノ国際映画祭国際コンペティション部門に選出され、若手審査員・最優秀作品賞を受賞した。空族・相澤虎之助との共著に『バンコクナイツ』の制作過程を鮮明に記した『バンコクナイツ:潜行一千里』(河出書房新社)がある。
(写真:山口貴裕)