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第10回 飛行機の券/『戯曲 小鳥女房』/浅草三社祭|『ルイ14世の死』/天使たち/『昨日からの別れ』
2018.05.15-05.31

東京狩猟日記 / 千木良悠子

飛行機の券/『戯曲 小鳥女房』/浅草三社祭|2018.05.15-05.20

5/15(火)
ンターネットでベルリン行きの飛行機の券を買った。夏は飛行機が高い。今やっている翻訳会社の事務仕事を辞められる日と、『戯曲 小鳥女房』の発売日から計算して、最初8月に出発しようと思っていたのだが、どの日のチケットも片道10万円以上する。7月半ばになるとかなり値段が下がることが分かって、えいと予約してしまった。その日程でビザや生活の準備ができるのかよく分からない。いつ日本に帰るかも決めていない。不安だらけだ。

そもそも、なぜベルリンに行こうとしているのかというと、これも説明しづらいのだが、有り難いことに、ベルリンに住んでいる友人たちが「おいで」と言ってくれるからだ。メッセンジャー経由で「早く来て」「いつ来るの」と頻繁に連絡がある。「いつ行こうかなあ、お金ないし」とためらっていると「ユウコはどうしても日本にいなきゃいけない理由ある?」と聞かれた。はっきり言って、ない。2018年以降は演劇公演も決まっていないし。「じゃあおいで」。それで去年から事務の仕事という名のWordとExcelを延々と操作する作業なんかして、本当に微々たる額の貯金をしながら、行けるタイミングを狙っていた。

ベルリンの友人たちとは、2015年に世田谷パブリックシアターで、ドイツの映画監督ファスビンダーの『猫の首に血』という戯曲を上演した際に出逢った。戯曲の解釈で分からないところがあったので、神宮前のクラブ「ボノボ」で出会った、日本語ぺらぺらのドイツ人、クリストフ・ペーターマンに「ファスビンダーって知ってる?」と尋ねてみたら、「映画監督としてならもちろん知ってる。彼の演劇は観たことないけど」と嬉しい返答があった。それをきっかけに、親しくなった。2016年の春には、クリストフの友人で、ベルリン自由大学日本学科教授のエレナに招聘してもらって、大学キャンパスで講義や小説の朗読をした。エレナとクリストフは私が学生時代に書いた小説『猫殺しマギー』を気に入ってくれて、ドイツ語に翻訳し、彼らの編集した日本文学のアンソロジーに収録、出版までしてくれた。

ベルリンで観た演劇がどれも素晴らしく魅力的だったので、芝居はたくさん見るつもりだけれど、今回行きたい本当の理由は、自分の書いた小説を気に入ってくれた人々がそこにいるからかもしれない。演劇は大勢のスタッフやキャストとの共同作業であることが素晴らしいけど、小説はもっと自分がそのまま本の形になったような、不思議なものだ。私は20代の時に2冊出版して以来、小説の本は出していないが、じつは時々執筆を再開していて、文芸誌の編集者に見てもらったりもした。だが、なかなか満足の行くものができあがらない。気に入った小説が書けるときは、誰の意思でもなく、手が勝手に動いてしまう奇妙な瞬間を体験したりもする。またああいった瞬間を味わいたくて、ベルリンに行けば糸口が見出せると思っているのかもしれない。

5/16(水)
ヴァージニア・ウルフのエッセイ『3ギニー』を途中まで読んだのだが、ここで訴えられている男女の教育や労働、社会的地位などに関しての格差が、100年経った現代の日本においても、全然是正されていないことをひしひしと感じて怒りばかり湧いてきてしまう。ふとあたりを見回せば、自分は100年前のイギリスではなく、東京の電車の中にいて、仕事帰りのお疲れ男女が車輛にぎゅう詰めになってスマホを眺めている。ここにいる全員が、ウルフの言葉に耳を傾ければ東京ももっと暮らしやすくなるに違いないと確信するが、それを伝える術がなくて悔しい。『戯曲 小鳥女房』のあとがきで『3ギニー』を読んでいて思ったことを書こうと決めた。

 

5/18(金)
方、東京は原宿のポット出版で『戯曲 小鳥女房』についての打ち合わせ。スーパーバイザー役の編集者の友人も駆けつけてくれて、写真やレイアウトがようやく決まる。また、販促イベントをやろうという話になり、下北沢の本屋B&Bのイベント担当の木村綾子さんに「イベントをやらせてくれないか」と連絡してみた。木村さんとは何年か前に、東京四谷の会員制スナック「アーバン」で、ママに借りたお水スーツを着て同じ曜日にお酒を作っていたアーバンメイツの関係なのだ。とんとんと話が進んで、帯に文章をを寄せてくださる予定の作家の高橋源一郎先生とトークイベントをやることになった。

私は、高校のときから高橋さんのファンで、高橋さんがエッセイで取り上げる海外文学のことがもっと知りたくて大学で英米文学科に入ったぐらいだから、嬉しくも緊張する。高橋さんは昨年の『小鳥女房』の公演を、何のお知らせもしていないのに、なぜかチケットを買って観に来てくださった。終演後に一言、「感動しました」とTwitterでメッセージをいただいたので、私はなりふり構わず、「集客が不安なので、感想をTweetしてもらえませんか」とお願いしてしまったのだが、速攻で目の覚めるような美しい言葉で感想を呟いてくださった。黙ってチケットを買って、こちらの図々しいお願いにまで応えてくださるなんて、何もかも振る舞いが粋すぎて、まるで『ガラスの仮面』の「紫の薔薇の人」である。高校時代の私に「20年後ぐらいに高橋さんが演劇を褒めてくれるよ」と言っても、きっと信じないだろう。私が創作活動を始めたこと自体、高橋さんやその著書で紹介された海外文学に大きな影響を受け、「ああいう小説ならば、書いてみたい。書いたら楽しそうだ!」と思ったことがきっかけだった。私のデビュー作『猫殺しマギー』は、高橋さんの『ジョン・レノン対火星人』の影響受けまくりの小説で、その「知能指数の低い版」みたいな平仮名だらけの短編だが、先述の通り、書いているうちに面白くなって「手が勝手に動いてる!」と感じるほどだった。二十年近い時を経て、この小説をきっかけに「ベルリンにおいで」と言ってくれる友達もできた。

演劇も文筆活動も、私の場合、苦労続きだし大して注目もされないし全然儲からないが、長く続けていると不思議なことが起きるものだ。というか人間、長く活動を続けていると、若い頃に真剣に好きだった物や事の方角へ立ち戻っていく、ということなのかもしれない。

5/19(土)
草三社祭が大好きで毎年通っているという『映画秘宝』編集長の岩田さんの声掛けで、昼から5、6人で集まって祭の見物をする。岩田さんに三社祭の何が好きかと尋ねたら、「アウトローの方々の佇まいや見事な刺青を心置きなく鑑賞できる、年に一度のチャンスだ」と言う。アウトローと堅気の垣根を超えて、地元の人たちが入り交じって祭りに興じる、そこが醍醐味であるらしい。

地下鉄田原町駅の出口近くにある、メニューは焼きそばのみ、というストイックなお店で待ち合わせた。メンバーが揃ったらすぐ店を出て、有名な「組織」の方々が集まるという裏路地まで真っすぐに向かう。強面の方々が、舗道に設営されたテントの下でハッピを着て寛いでいらっしゃる中を、脇見をせずに一直線に通り抜ける。2、3分で大通りに出て、鑑賞は終了。「いやー、これでもう、俺の祭りは終わったのも同然。今年のノルマは達成した!」と岩田さんは満足げだが、こんな早足で駆け抜けて、祭りを堪能したと言えるのか? 今ひとつ解せないままにそぞろ歩く。浅草の古い町並みは美しい。私はまた人から貰った一眼レフを構えて写真を撮りまくった。

しばらく歩いていたら、人ごみにぶつかった。三社祭で一番大きな御神輿がやって来ると言う。気がつけば、あたりには刺青の入った肌を晒した男女が何人もいて、観光客に写真を撮られている。曲がり角の向こうから神輿が姿を現した。先ほどの裏路地で寛いでいたアウトロー・グループの方々がメインで担ぐ神輿らしく、特別に威勢が良い。岩田さんも「本当に見たかったのはこれだった!」と喜んでいる。

浅草寺の敷地に入るとさらに混雑していた。うまいこと人波をくぐり抜けて、寺の裏手まで行き、ソフトクリームやら抹茶ドリンクを買い食いした。

そろそろ酒でも飲むかと花屋敷の方角の飲屋街に向かう。急に雨が降り出したので、道沿いの居酒屋に入って焼き牡蠣など食べながらチューハイを飲んだ。
私は、その夜、ドイツ文化センターで行われるライブのチケットを予約していたので、夕方ごろに浅草を出なければならなかった。西日が傾く時刻になっても人は減らず、飲屋街は賑わいを増していく。田原町の駅まで歩いて銀座線で青山一丁目へ。

ライブは「Black  Opera」という名前の、日本のアヴァンギャルドな音楽家やパフォーマーたちが入り乱れて表現する、これもお祭り的なイベントだった。会場に着くと、知人の編集者の清水さんと落合さんが席を取ってくれていた。行き慣れたドイツ文化センターのホール全体が、鉄のオブジェで飾られていて、見たことのない空間に変貌していた。美術は壮観だったが、会場が演奏に適していないせいもあって、音楽は少し聞きづらかった。あまりに贅沢にアヴァンギャルドのアーティストを一同に集結させすぎたせいで、それぞれの個性が見えづらくなっている気がする、演出が足りない、と思った(ちなみに、昨今の流行りとして、あからさまにトップの演出家を作らず、集まったメンバー全員で話し合って作るパフォーマンスの形態があって「コレクティブ」と言うらしい。だが、そのスタイルで良いものを作るためには、よっぽど深い話し合いが必要だろう)。私はその日出演したほとんどのアーティストのライブを見たことがあったので、要は自分で出しゃばって演出したくなったのだった。
帰り道に、渋谷駅前の「鳥竹」で蒸し鶏を食べながら、清水さんと落合さんと感想を言い合って楽しい時間を過ごした。

『ルイ14世の死』/天使たち/『昨日からの別れ』|2018.05.21-05.31

5/23(水)
事終わりに友人と映画『ピーターラビット』を観に行く。ブラックユーモアの効いたピーターラビットで、けっこう面白かったが、人から評判を聞いて期待が高まりすぎていたのか、まあまあという印象。『ピーターラビット』『パディントン』『犬ヶ島』『くまのプーさん』など、動物CGものの映画が今、キている! 面白い上に可愛すぎてヤバい! と映画評論家の友人が教えてくれたので、思わず乗せられてしまったのだが、よく考えたら、映画を評論したり映画雑誌を作ったりしている人は正真正銘のプロで、映画ファンを映画館に通わせるのが仕事なわけだから、その気になるのは当たり前なのだ。「イギリスの話のはずなのに、英語のアクセントもギャグのノリもアメリカっぽかったねえ」と言う、イギリス在住経験のある友人と、代々木上原でワインを飲んで喋ってから帰った。

5/25(金)
谷のギャラリー・ルデコで、江本純子さん作・演出の演劇『ぼくと回転する天使たち』を観る。最近観たパフォーマンスの中でいちばん感動した。

そう大きくもないギャラリーの真ん中にまず江本さん自身が現れて、即興の膨大な台詞でもって、日常生活で交わされる言葉のコミュニケーションに対する、強い違和感を訴える。ショップ店員やコンビニのレジ係の使う決まり文句、カフェで女性同士がお喋りするときの中身のない言葉。言葉が物そのものとイコールではなくなり、単なるコミュニケーションの潤滑油に堕していくとき、女優たちの演じる人生の価値もまた暴落し、ひたすらに薄っぺらく無意味になっていく。次第に、日本の社会が今日までどれほど女性の生き方を薄っぺらいものであるように強いてきたかが浮彫りにされていく。

場面の合間には必ず、江本さんが「天使たちのお喋り」と呼称するキャスト全員の座談会シーンが挟まる。「天使たち」のシーンは、それまでの流れを俯瞰し、客観的に批評する目線を作品に与えているのだが、社会からいったん疎外されてしまった言葉たちは「天使」の批評の力を借りることで、俳優たちの身体と共謀して復讐を企てる。「えび!」「まぐろ!」と唐突に、意味から遠く離れた、すっとぼけた台詞を放ちながら、ギャラリー内を跳ね回る女優たち。地面に突き立てたバットを中心に自転をしたり、全員で輪になって回転をし始めた彼女たちは、やがて「私バカだからよく分かんないけど」と前置きして、自らの意思で選び取った言葉を自らの裁量で放ちながら、床を転げ回る。やがては言葉すら放擲される。膠着した秩序が破壊され、疎外されていた彼女たちの人間性はみるみる回復していく。美しいとしか言いようのない、女たちの汗や肉体や表情を観客は黙って見届ける。何かを美しいと感じるとき、見る主体と見られる客体は一つになっていることを、観客ははっきりと思い知る。私たちは、入場料を手渡したことを発端に、一方的に舞台を見る立場に甘んじていることを、恥じる必要も恐れる必要もない。見て「美しい」と思う私たちがいなければ、彼女らもまた煙のように消えてしまうのだから。ここで、舞台俳優と観客の関係性は、「お客様、アイスカフェオレでよろしかったでしょうか〜!?」と言って憚らない、ロボットのようなコンビニの店員と客の関係とは、180度異質の、唯一無二のかけがえのない価値を獲得するのだ。

女性の生き方や消費社会に関する問題など、最も現代的なテーマを取り扱いながら、すべてを作品内にきちんと着地させることに成功している。「毛皮族」のときも思ったが、江本純子さんは日本で最も才能のある、挑戦的な作品を創りつづけている演出家だと思う。感動しすぎて、近くの居酒屋での打ち上げに参加。20代にずっとお世話になった、指輪ホテルの演出家、羊屋白玉さんにもお会いできて嬉しかった。感動しすぎて、その後も朝までゴールデン街で飲んでしまって、翌日起きられなくてまた後悔した。

5/26(土)
『戯曲 小鳥女房』のあとがきをようやく書き終えて出版社に送る。とても時間がかかった。

5/27(日)
谷のイメージ・フォーラムで、アルベール・セラ監督の『ルイ14世の死』を観る。病気の王を演じるジャン・ピエール・レオーがずっとベッドに横たわっているのをひたすらに眺めるという、実験的精神に基づいた素晴らしい作品だが、それだけに結構寝てしまった。最近、映画を見ているときに居眠りをすることが多くて情けない。

5/28(月)
イツ文化センターで、アレクサンダー・クルーゲ監督の映画『昨日からの別れ』を観る。1966年に公開された映画だが素晴らしく現代的で好ましい。東西ドイツ分断時代、東ドイツ出身の女性が、一度万引きをしたのをきっかけに転落していく様を描いている。深刻な社会問題を扱っているのに、女優の撮り方、撮られ方がとてもチャーミングで、映像はひたすらに美しい。ゴダール的なドタバタ喜劇の味わいもある。終映後、四方田犬彦さんとクルーゲ監督がSkypeトーク。86歳だというクルーゲ監督、かくしゃくとしており、弁舌爽やかで、今でも無数の短編作品を創り続けているとか。エイゼンシュテイン的モンタージュを駆使した、楽しくも啓発的なショートムービーを何本か観ることができた。四方田さんとのお話の中で、クルーゲ監督が引用した、デリダか誰かの言葉がたいへん印象深かった。出典が曖昧で申し訳ないのだが、「フランスで『合理的』という言葉は『船の積み荷を数える』という詩のような文句が語源」だという話。それだけに「合理的・論理的になればなるほど、私たちの使う言葉は詩に似ていく」。ずっと頭をフルに回転させねばついていけないような難解な話が多かったけれど、それだけに面白かった。トークの後に、映画配給会社IVCの森田さんと、映画評論家の畠山宗明さんと青山一丁目の駅の中にあるレストラン「ライオン」でご飯を食べて帰宅。

5/30(水)
事の後に雨の中、下北沢の「アトリエ乾電池」まで行って知人の俳優、両角周くんが出演した『動物園物語』を観劇した。劇団「乾電池」はこんなアトリエを持っていて羨ましい。住宅街のど真ん中のマンションの地下に稽古もできて、公演もできる場所があるなんて。『動物園物語』はさすが名作戯曲だけに、なかなか面白かった。舞台には公園のベンチがひとつだけ、役者は二人だけ。それでも台詞から、登場人物たちの生い立ち、バックグラウンドまでを想像させる。
終演後に一緒に見に行っていた映画秘宝編集長の岩田さんと、俳優の金子清文さんと焼鳥を食べた。金子さんは若かりし頃、この『動物園物語』を上演して回る、全国行脚の旅をしたことがあるらしい。金子さんのファンで、自分の芝居にも何度も出てもらっている私は、昔の金子さんが演じる『動物園物語』を見たいと思うが、それは叶わない。終電で帰る二人を見送り、何千回も歩いた下北沢の夜道を、またとぼとぼ歩いて帰宅した。

 

千木良悠子『戯曲 小鳥女房』(ポット出版) 2017年7月刊行予定!

 

http://www.pot.co.jp/books/isbn978-4-86642-007-3.html

刊行を記念して、作家・高橋源一郎氏との対談が行われます。

2018/07/04 Wed
千木良悠子×高橋源一郎「小鳥たちの革命」
『小鳥女房』刊行記念

出演:千木良悠子(作家、劇団「SWANNY」主宰)
高橋源一郎(作家)
時間:20:00~22:00 (19:30開場)

場所:本屋B&B
東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F

入場料:■前売1,500yen + 1 drink order
■当日店頭2,000yen + 1 drink order
http://bookandbeer.com/event/20180708/

 

<編集Tの気になる狩場>
いよいよ刊行となる『戯曲 小鳥女房』。初演時を目撃された方はもちろん、残念ながら未見の皆様も、小さな部屋から世界への抵抗を試みる、女たち・男たちの愛と闘いの軌跡をこの一冊と付属のDVDでぜひご堪能ください。さて、仕事と労働と遊びと余暇と創作を境界なく飛び回る千木良さん。予告されているように、もうすぐ千木良さんの狩猟の舞台は東京からドイツへと移り変わります。出国までの日々に、千木良さんは何を考えるのでしょうか……。

【映画】
新宿ピカデリー爆音映画祭
2018年6月29日(金)~7月12日(木)
会場:新宿ピカデリー http://shinpicca-bakuon.com/

ゴーモン映画 ~映画誕生と共に歩んできた歴史~
2018年6月14日(木)~6月16日(土)、6月29日(金)~7月22日(日)
東京会場:アンスティチュ・フランせ東京
http://www.institutfrancais.jp/tokyo/events-manager/cinema1806140722/

*封切作品
『レディ・バード』グレタ・ガーウィグ監督 http://ladybird-movie.jp/
『30年後の同窓会』リチャード・リンクレイター監督 http://30years-dousoukai.jp/
『結婚演出家』マルコ・ベロッキオ監督 http://www.pan-dora.co.jp/vivaitaly4/#kekkon
『正しい日、間違えた日』ホン・サンス監督 http://crest-inter.co.jp/tadashiihi/
『夜の浜辺でひとり』ホン・サンス監督 http://crest-inter.co.jp/yorunohamabe/
『女と男の観覧車』ウディ・アレン監督 http://www.longride.jp/kanransya-movie/
『パンク侍、斬られて候』石井岳龍監督 http://www.punksamurai.jp/

【美術等展示】
ゴードン・マッタ=クラーク展
2018年6月19日(火)~9月17日(月)
会場:東京国立近代美術館 http://www.momat.go.jp/am/exhibition/gmc/

ル・コルビュジエ/チャンディガール展 ―創造とコンテクスト―
2018年5月26日(土)~7月16日(月)
会場:建築倉庫ミュージアム https://archi-depot.com/exhibition/le-corbusier_chandigarh

【書籍】
大江健三郎『大江健三郎全小説』(講談社) http://news.kodansha.co.jp/20170524_b01
長谷川郁夫『編集者 漱石』(新潮社) http://www.shinchosha.co.jp/book/336392/
高橋源一郎『ゆっくりおやすみ、樹の下で』(朝日新聞出版) https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=20113
阿久津隆『読書の日記』(NUMABOOKS)http://numabooks.com/dokusho.html
山崎まどか『優雅な読書が最高の復讐である 山崎まどか書評エッセイ集』(DU BOOKS) http://diskunion.net/dubooks/ct/detail/DUBK207
ダニエル・ヘラー=ローゼン『エコラリアス 言語の忘却について』(みすず書房) https://www.msz.co.jp/book/detail/08709.html