フィルムアート社営業部が、開催中の「おすすめ展覧会」と「あわせて読みたい本」を紹介する連載です。
本は自社・他社問わず紹介していきます!
第1回:エドワード・ゴーリーを巡る旅
2023年4月8日(土)~6月11日(日)
渋谷区立松濤美術館
展覧会サイト:https://shoto-museum.jp/exhibitions/199gorey/
【展覧会概要】
不思議な世界観と、モノトーンの緻密な線描で、世界中に熱狂的なファンをもつ絵本作家エドワード・ゴーリー(Edward Gorey,1925‒2000)。近年、日本でも『うろんな客』『不幸な子供』などの絵本が次々と紹介されてきました。ゴーリーは、自身がテキストとイラストの両方を手がけた主著(Primary Books)以外にも、挿絵、舞台と衣装のデザイン、演劇やバレエのポスターなどに多彩な才能を発揮しました。本展では「子供」「不思議な生き物」「舞台芸術」などのテーマを軸に、約250点の作品が紹介されています。
ゴーリーの作品の原画が楽しめるのはもちろん、幼少期に描かれたスケッチや、テレビ番組のオープニングに起用されたアニメーションなども展示されています。
また、会場となる渋谷区立松濤美術館は、建築家・白井晟一が手がけており、美しい空間の中でゴーリーの世界を楽しめるのも本展の醍醐味です。
【あわせて読みたい本】
・エドワード・ゴーリーの世界
・エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談 憑かれた鏡
・ホラーの哲学 フィクションと感情をめぐるパラドックス